エコなストローを初めてもらいました
今朝も少し寝坊した。
目が覚めると、ちょうど奥さんが子供を連れて外に出て行くところだった。
「少し出かけてきます」
と言い残してそそくさと出て行く。
『いよいよ愛想を尽かれたのか???』と心配になったが、しばらくして
「冷蔵庫の一番上のタッパーに入ってる野菜とか、もずくなどテキトーに食べろ」
という趣旨のLINEが飛んできて、ちょっと安堵。
朝ごはんも食べ終わり、外で仕事しようかなと思ったので
「ガストに行こうかなー」と奥さんにLINEを送る。
「私もガストにいます」
と返事が来る。
間髪入れずに
「いま哺乳瓶割った」
とメッセージが送られてきた。
今日は割愛するけど、うちの奥さんはドジ話が尽きない。
■令和初!というか、生涯初!エコなストローを使う
無事、自宅から徒歩3分のガストに到着。
ドリンクバーでアイスコーヒーを作りましたが、ストローを置かなくなったので店員さんにお願いしてストローを1本いただくことに。
他のドリンクならストロー無しで飲むのですが、アイスコーヒーはドリップ仕立ての濃いコーヒーを氷で溶かすため、どうしてもかき混ぜて飲みたかったのです。
「最近、ストロー置かないお店増えたよねー」と奥さんと話す。
気になったことは調べないと気が済まない性格なので、帰ってから世の中のプラスチック事情を調べてみた。
■毎年5万機のジェット機が海に沈んでいる。ズゴゴゴゴゴォォン...(沈)
2018年7月2日の読売新聞に「プラごみ 行き場なし」の見出し。
中国が世界中から安価な廃棄プラスチックを輸入し、再生利用してきたが排水処理や大気汚染対策が進まないことから中国国内の環境汚染が深刻化し、
廃棄プラスチックの輸入を停止したとのこと。
それを受けて、主に中国へ年間100万トン以上輸出していた日本の廃棄プラスチックの行き場がなくなり、現在では日本国内にプラごみがあふれているらしい。
今まで聞いたニュースなどで大手チェーン店のストロー切替えの理由を「細かくなったプラスチックごみが『マイクロプラスチック』となり、生態系に悪影響を及ぼすほどの海洋汚染しているため」とは聞いていたが、日本にプラスチックゴミが溢れていることは知らなかった。
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html#section1
※毎年800万トン(ジャンボジェット5万機分相当)が海に沈んでいるらしいんだゴゴゴォォン...(沈)
なぜプラスチックが海に辿り着くのか?と疑問に思って更に調べてみると
原因の1つ目は、洗顔料や歯磨き粉、ボディシャンプーなどに配合されている
『マイクロビーズ』が下水処理場をすり抜けて海に入り込むことによるもの。
2つ目は、浜辺に捨てられたペットボトルやレジ袋、ストローなどが海に漂い、紫外線や波の力などで細かく分解されていったものがあるものだそう。
加えて、『マイクロプラスチック』は、石油から作られているので油に溶けやすい有害物質が付着しやすく、これらをエサと間違えて魚が食べてしまうと排出されずに有害物質が体内に溜まっていくそうです。
そう言えば、フグの猛毒テトロドトキシンも食物連鎖によって溜まった毒だから、産まれたばかりのフグには毒性って無いんですよね。
フグは毒があるから取り除くことができるけれど、食物連鎖を繰り返しながら寿司屋のマグロに有害物質が溜まってたらおっそろしいですね^^;
■私たちにできること、伝えていくこと
「捨てられないなら、燃やしてしまえ!」とすると、今度は地球温暖化対策へ悪影響を与えることになってしまいます。
「もう今からやってもムリでしょ!エコ活おしまい!」
と諦めてしまいたくなる気持ちもあるかもしれませんが、
私たちが死んだ後の地球でも生き物たちの暮らしは続きますからねー。
困ったもんだ。
私たち1人1人のできることは小さいかもしれませんが、まずはこの現状を知り、少しでも環境に良くないもの、不必要なものを減らして行くこと。
「一気に全部!」とは行かなくても、できるところから石油製品(プラスチックなど)に頼らない暮らしにしていくことが大事になるのではないでしょうか。
海辺でゴミ拾いのボランティア活動も素敵なことだと思いますが、
わざわざ海まで行かなくても、日常生活でできる社会貢献活動もあります。
ボランティア活動に行くのが面倒くさい訳ではないです。
多くの企業は売上が5%落ちたら大問題ですから、
5%の顧客が買わなくなったら顧客の声に耳を傾けるようになると聞きました。
みんなのことなのに、5%の人に全部を押し付けるのも無責任な気もしますから
まずは1人1人が「20回に1回(=5%)」、地球にやさしいメーカーの製品を使うことが
世の中を大きく動かす社会貢献になると考えます。
あたかも「地球にやさしい風」なことを言って「全然地球にやさしくないメーカー」は山ほどあるみたいです。
そりゃー、そもそも大企業が本当に地球にやさしいことをしてたら、今頃こんな問題は起きていませんよね(笑)
お読みいただきありがとうございます。